防災士講習

防災士、という資格をとりました
2日間連続で朝から講習、実技演習もあり、具体的な模擬訓練も実施
あってはならない災害ですが、ノウハウなどを身に付けた防災士が現地の運営をすることが多いようです
身につける内容中身は、建築、医療、気象など幅広く、内容も深いので有意義です
ただ、何かに特化した役割が幅広く知れ渡っているわけではなく、
また防災士同士のつながりや、常日頃のスキルアップは地域によって濃淡があり、
課題も多いと伺いました
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避難所運営の実技訓練の様子
高齢である、動物と一緒にいたい、赤ちゃんがいる、などなど
様々なリクエストを同じ建物内でどのような工夫をすればよいか検討して
部屋割りを考えます
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医療分野で使用される「トリアージ」の札
被災建築物でも診断を行なう札と同じ考え方です
ちなみにー
「避難所」と「避難場所」、行政は区別していて、全国の対象施設に掲示されています
ご存知でしょうか?
ただ、その違いを国民が把握しているか、とっさの判断の時に理解して行動できるか、は疑問に思っています
過去、気象情報が出された時に、
「避難準備情報」の意味を理解しておらず、被害が出ました
また東北の震災の時に、津波の時には利用してはならない避難場所なのに、「避難する場所」と理解して被害が出ました
常時、の発想ではなく、非常時に人間はどのような行動をするか、と考えた方がよさそうです